で、そろそろお祈りの時間だ!

このポスターは時々蘇ってくるのだけれど、今は昔と思ってしまう。40数年前は本当にこんな風で、しょぼっとしつつも夢と憧れの塊だったのだけれど、今ぼくたちの職能はすっかりくたびれてしまって、なんか元気ないなぁと思ってしまっているのは、ぼくだけだろうか?世界がこんなに傷ついてしまって、この国も街もすっかりおかしくなってしまって、今こそ僕たちの出番だと思うから、もう一度初心に戻って、一日3回セントラルパークに向かってお祈りを捧げたり、時々ラテン語を口ばしったり、重たいニコンの一眼レフを構えたりしなければなのだけれど、肝心の相棒であるところのニコンも近頃ちっとも元気ないし。でも、もうひとがんばりしようよ!

 

2012217

あしたの資料を作ろうと古い資料をひっくり返していたら、30数年前のこんなポスターが出て来た。ランドスケープ・アーキテクトは一日に3回セントラルパークに向かってお祈りを捧げる、時々ラテン語を口ばしる、いつもニコンを首からぶら下げている、コーデュロイのズボンにはマーカーのしみが付いている、寝不足でいつも赤い目をしている、製図板の上で眠るからいつも髪に寝癖がついているなどなど、まさにこの通りだ。で、そろそろお祈りの時間だ!

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