2016-01-01から1年間の記事一覧

「しん」としていること

広津和郎の「壁の風景画」を読んだ。広津和郎は初めてだし、大正から昭和の初めという時代背景も、そして短編集と言う形式も余りなじみがない。おもしろい訳ではない、退屈な訳でもない、ただただ静かなのだ、ただただしんとしているのだ。広津のことは「何…

So Long Marianne

今夜は上弦の月 まだま追悼、レオーナード、コーエン https://www.youtube.com/watch?v=E2WygnHH2z4

お天気がいいといいですね

明日からの二日間お天気がいいといいですね。ぜひみなさんいらしてださい。私は日曜日に行っています。 https://www.facebook.com/jiyu.syotobu/?hc_ref=NEWSFEED

あやめ池に再会できたことが

60年振りのあやめ池。かつて関西に育つ子どもたちが遠足に必ず行く代表的な遊園地だった。遊園地はなくなったと聞いていたからどうなってしまったかなと行ってみたら、池は大部分残っていてまわりは落ち着いた住宅地になっていた。関東の風景に比べて関西の…

Leonard Cohen   The Partisan

https://www.youtube.com/watch?v=S34cVkL6zCE

なぜかフランソワ・アルディがすき

https://www.youtube.com/watch?v=ma5BOoSpB4E

こんな時間の流れがあることを

過度な延命治療をしないということに決めて、ただただ、なるべく長い時間老母のそばにいることにした。はじめは、仕事のことが気になったり、このように流れる時間の流れに戸惑ったりしていたけれど、二日目ともなると、ベッドのそばで本を読んだりスケッチ…

とてもすがすがしい回路なのかもしれない

日々のことを描いておこうと思うようになってそんなに日がたたないのだけれど、こういうことだったのかなと思っている。そんなことを思わなかったら、老母の部屋を描いておこうとか、ベッドの上の母のことを描いておこうとは思わなかったと思う。言葉で通じ…

そんならちもないことを

建築家、フランクロイドライト、その弟子、遠藤新建築を味わいながら、教育ってなに、子どもってなに、建築ってなに、農業ってなに、環境ってなに、そんならちもないことを楽しく考える、秋の一日になればなぁと思っています。 https://www.facebook.com/jiy…

だからここは小さな放送局なのだから

むかし通っていた高等学校は馬場町にあって、その近くにNHK大阪放送局があって、コールサインをJOBK NHK大阪放送局と言った。僕たちは、それをJapan Osaka Banba no Kado と思っていたり思っていなかったりした。それでぼくはいま何やかやとここから発信して…

ようやくぼくの手元にやってきて

これまで古書に対して強い思い入れがあった訳ではないのだけれど、今朝ちょっと早く目が覚めて、この間松陰神社前で手に入れた広津和郎の「壁の風景画」を読んでいて、これまであまり経験したことのない心持ちになっていた。出版されたのが昭和26年で、書か…

Leonard Cohen - Take This Waltz

https://www.youtube.com/watch?v=2sZzJAxfD-4

信じ続けることってどれだけ大変だったろう。

この間お世話になった石見銀山 他郷阿部家の大河内瑞さんからこんな嬉しいニュースが届いた。 ***************************************** この夫婦の背中から受け取るものを 私達はどんな風に紡いでいこう 逆行小…

82才で死んでった

20代のころ出会った。ずっとずっとうたってる。40数年、ちっとも変わらない。むかしからおとなで、ず−っとおとなで、82才で死んでった。やすらかに休んでください。 https://www.youtube.com/watch?v=YrLk4vdY28Q

そんなことこの人には似合わない

レオナード・コーエンが死んだ。とっても乱暴な言い方だけれど。お悔やみとか、慎んでとか、そんなことこの人には似合わない。 https://www.youtube.com/watch?v=cZI6EdnvH-8

そうしたらやっぱりおんなじようなおじいさんやおばあんさんがいて

ようやくここかなって思える食堂に出会えたかもしれない。いろんな町を歩いては居心地のいい小さな食堂を探してきたけれど、なかなか見つからなくて。落ち込んだといっては、今日はお祝いだといっては、今日は飲むぞと言っては、とにかくいつでもやって来れ…

広津さんずっと読みたかったんです

今日は松陰神社で遅い昼ご飯を食べて、古書ノストスに寄ったら、とっても美しい本があるなぁと手に取ったら、広津さんの本で、広津さんずっと読みたかったんですと、迷わず買ってしまった。それにしてもむかしの本は美しい、この藍地に鬱金色の題字のなんと…

形といい色といい

アケビの実はよく見るのだが、ムベの実 Stauntonia hexaphylla は初めて。形といい色といい。古典のようでいてアヴァンギャルドで。成城学園前にて。

家は切り妻でなきゃいやだ

午前中、成城のまちを歩いた。白の下見張りに青い破風の家があった。家は切り妻でなきゃいやだと思ってる。

よっぽど耳をすましていないと

シビル・ベイヤー いいなこの人。世界中にはまだまだ知らない人がいっぱいいて、「 私はこう思うって」とても小さな声で言ってて。それはよっぽど耳をすましていないと聞こえてこない。 https://www.youtube.com/watch?v=qyy8bEDi1Eg

いいのやらいかんのやら

バラのことはいまだよくわからないのだけれど、この曲がこんなタイトルだったなんて知らなかった。これを聞いていると、wild irish rose garden っていつかつくってみたくなってしまった。こんなにおじいさんになったのに、まだまだ夢ばかり見て。いいのやら…

付属農場をぽつぽつ歩く

きょうは恵泉女学園大学の大学祭。近所に応援したくなる大学があることがうれしい。お天気がよくて付属農場をぽつぽつ歩くのが楽しい。

何ごとも信じてあげることが大切なのだ

もうずっと手を動かしていなかったから手が動きたがっている。「手を信じてあげなさい」と言う言葉が好きだ。何ごとも信じてあげることが大切なのだ。だからしばらく手の好きなようにさせておこう思う。で今日は、モノレールに乗って武蔵小金井まで打ち合わ…

軽くなりたくて仕方なかった

鷲田さんの折々のことばに時ひっかかる。今日はこんなのがいいなと思った。昔から、重いなぁとずっと思ってきた。軽くなりたくて仕方なかった。年をとってこのところちょっとだけ手がかりをつかみつつあるように思ってる。重い人が悟ったときには、ものすご…

機嫌がいいから、スケッチから

今日もいい天気。機嫌がいいから、スケッチからはじめる。昨日は仕事の終わりにだったけれど、仕事のはじめにもなかなかいいなと思う。なんかきょう一日がいい一日になるような気がする。昔の人はお祈りのような気持ちで絵を描いていたらしいけれど、なるほ…

机の上もぐだぐだだ

なんだか今週はぐだぐだ。小さな仕事をひとつ片付けて。で、ようやく週末。机の上もぐだぐだだ。

絵日記のようなのを

これまで日記は言葉でと思っていたけれど、それは若かった頃に比べて、スケッチや落書きが疎遠なものになってしまっているのだなと気がついて、でももうこの年になれば何も恥ずかしがらなくていいかなって。言葉はやはりどこか構えてしまうけれど、スケッチ…

文化はまいにち元気です

今日は文化の日だから、お天気もいいし、さて、と考えていたら、この間出西窯で見た「仕事のうた」を思い出した。「文化はまいにち元気です・・・」仕事は文化で、文化は仕事で、さぁさ我等はたのしみましよう。だから文化の日は仕事をすることにした。

まだ間に合うとおっしゃる

群言堂の、他郷阿部家の、松場大吉・登美夫妻はまだ間に合うとおっしゃる。こつこつやれば、こつこつやっても、こつこつやるから、まだ間に合うととったけれど、松場夫妻のしごとを見ていていちばん感じたのは「こつこつこつこつ」と言うことか。

みんなとてもしあわせだった

ことしの協同村祭りのテーマは「自然エネルギーを体験してみよう」ということだったのだけれども、中でもロケットストーブが大活躍、ちょっと寒い日だったけれど、ストーブのまわりはぽかぽか団らんで、煮炊きをしたり、お燗をしたり。あったかでお酒もあっ…