そして毎年同じように思うのは

年に一度、新宿の高層ビルの中のクリニックに人間ドックを受けにやって来る。ずっーと長いあいだ、事なきを得てきたのだけれど、去年あたりから変なのが見つかっていよいよのことだ。それでも例年どういう訳か検診のあとは「つばめグリルハンブルグ」を頂くことになっていて、そして毎年同じように思うのは、いのちにかかわる仕事はやはり女のひとに適性があるなあということだ。ここは女子医大系のクリニック、ドクターたちがみんないのちに優しい。