今日もパンクに悪戦苦闘する家族の物語

  • イエローなかぁちゃんとホワイトなとうちゃんとグリーンな僕のパンクな物語。国も文化も世代も乗り越えて、今日もパンクに悪戦苦闘する家族の物語。
    「この子に向けられた母親の眼差しは、とても優しく愛に満ちたものであるが、それだけではない。ブレディーさんは自分の息子を一人の人間として信用し、その尊厳を守り抜いている。親だからといって支配はしない。息子の気持ちを慮り、尊重し、時には息子の言動から新たな発見をし、それを受け入れる。だから、これは母親でもあるブレディーさん自身の成長物語でもあるのだ」 P.324