そこまで言うかなとは思うけれど、ひょっとしてとも思う。

コロナ以前、こんなに映画を見ていたんだなぁと思う。ふらっと映画館入らなくなってしまった日常、失ったものは大きい。都市文化が崩壊して行く?そこまで言うかなとは思うけれど、ひょっとしてとも思う。
2017年1月29日
お気に入りの女優さんは一緒に年をとっていくから、しばらくぶりに会うと、わぁ、おばさんになったなぁと思う。きのうダイアン・キートンに久しぶりに会ったけれど、アニー・ホールやマンハッタンの頃のなんともおしゃれなニューヨーカーではなくて、とっても落ち着いてしまっていてちょっと淋しかった。この映画は年をとった老夫婦がエレベーターのないアパートを売りに出そうと開く週末のオープン・ハウスの顛末なのだけれど、40年近く誠実に生きて来たダイアン・キートンモーガン・フリーマン夫妻が、不動産売買という生き馬の目を抜くような世界に放り出されて、家ってなんだろう、まちってなんだろうって、もういちど考える話。
それにしてもキートンの相棒はやっぱりウディ・アレンだと思うけれど、世の中にはお似合いのカップルというのがあるのだと思う。ウディ・アレンダイアン・キートンと一緒に年をとっていけることをうれしく思う。
https://www.youtube.com/watch?v=je83RCgNOb8

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