でも思った、これほどの本にしてようやく

最近、みじかにいる人が一冊の本を出した。あぁ、君はそんなことを考えていたんだと初めて気がついた。あらためて本の持つ意味について考えている。

 2017年3月26日
きのうお客さんがあった。こんど、なんかやりましょうというお話であった。やりましょうといっても、なにを?ということなのだけれど、なんか糸口になればと思って、事務所の本棚から、気になる本を数冊取り出して、ああかな、こうかなととりとめもなく話していた、これはそのとき出してきた一冊なのだけれど、我が事務所のなかにある一番ごっつい本ということになる。厚さ10cm, 横35cm、縦45cm、約800ページ。 とにかく重い、 とにかく厚い、とにかく扱いにくい、だから開かれることなどほとんどない。開かれたのは、きのうで3度目くらいであろうか。でも思った、これほどの本にしてようやく、コルビュジェというひとの一端がかいま見られるのかなって、これほどの本にして初めて、絶体絶命のピンチに陥った時に、助けてくれるのかなって。大きすぎて自滅してしまった恐竜のような本だけれど、読まれもしない開かれもしないやっかいな本だけれど、コルビュジェくんがいつもそばにいてくれているようでうれしい。

f:id:machidesign:20190326201348j:plain

f:id:machidesign:20190326201401j:plain