ひょっとして多摩ニュータウン・ルネッサンスが

僕は40年以上、公園やランドスケープや風景の仕事をしてきた。でももう疲れ果てた。官僚主義の壁に、緑にまつわる合意形成の困難さに。でも今日一つの出来事があった。僕の足元の多摩ニュータウンの中央公園のリノベーションをめぐるワークショップで。ようやくこの国の公園やランドスケープや風景が面白くなるのかなと思った。新しい緑の文化が多摩ニュータウンという実験都市から生まれるかもしれないなという予感が嬉しかった。実はもうこの街には幻滅もし、でも少しだけ希望も持っていたけれど、でもひょっとして新しい風景やランドスケープの文化が生まれるのかなと思った。次回11月4日は今日のワークショップで市民から提案された内容をPARK LIFE SHOWとして社会実験をすることになった。僕は大池池畔の水辺カフェで憧れのギャルソンをやるつもりだ。ビシッと白シャツ、黒エプロンで身を包んで。実は僕の憧れの職業は、オルムステッドみたいなランドスケープ・アーキテクトであるとともにイブ・モンタンみたいなギャルソンになることだった。そんな二つが結びついた1日でもあった。今日の日を企画していただいた関係者の皆さん、ありがとうございました。ちょっとオーバーかもしれないけれど、ひょっとして多摩ニュータウンルネッサンスが始まるかもしれないと思っています。そして何か始まるかもしれないと思ってくださる皆さん是非11月4日の社会実験・PARK LIFE SHOWにいらしてください。お待ちしています。
https://www.youtube.com/watch?v=XDAJjaKYACY