petit a petit !

経堂すずらん通り商店街をふらふらと歩いていた。ここは面白そうだと思って入った。ワインのことなどなにも分からないけれど、店主のいろんな話を聞いて,le canonというのにした。へぇーこんな味があるんだ。おいしいとか,まづいとか,そんなんじゃなくて,なつかしいのに,未知なのに,そんな香りだ。店主に聞いてみた。「猫のおしっこの香りという人がいる」のだそうだ。そうなんだ。だから,なつかしいのに,未知なのか。ところで、店名「プチタプチ」ってどういう意味って聞いたら、「すこしづつ、すこしづつ」なのだという。そうだ、それがすべてなのだと思う。数百メートル駅の方に向かって遠藤書店に立ち寄った。「イギリスの田園風景・山本芳郎」「美酒すこし・中桐文子」「本と私・鶴見俊輔編」3冊せめて1300円。やっぱり町は歩かなきゃだ。petit a petit !