2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『花々はそうしている』

『われわれにとって何かもっとよい未来があるにちがいない/さもなければ夕焼けがこんなに美しいはずはない』詩人ヨハン・ペーター・ヘーベル 『精神の働きを乱してしまうほどの忌まわしい人生と遭遇した際(中略)/間違ってもその原因を作った自分を責めた…

『 百花繚乱展』に行ってきた。

パパスカフェはこんな風になっていたんだ、ケヤキが大きくなって、気持ちのいい緑陰。 山種美術館『 百花繚乱展』に行ってきた。 テイカカズラが迎えてくれた。 大変な人出だ。もう少し静かに見たかったのであるが。 速水御舟の阿蘭陀菊図がいい。 長く長く…

こんなことがいい

初夏、夕方、庭仕事を終えて午後はレンガの広場の丹精、よく働いた 働いただけ答えてくれる、草や木 椅子に座って、みち行く人を見る しじゅうからが遊びにくる 剪定したローズマリーを、どうぞ、ご自由にって書いておいておく 持っていってくれる人 そのま…

大人の庭

久しぶりに、マロニエ径の会の活動日。 ベニバナトチノキの花が終わり、ラベンダーやノースポールが盛り。 暑くて、すぐに作業の手は止まるけれど、ゆっくりゆっくり。 活動以来数年、メンバー間のいざこざ、嫌がらせなどなど、いろんなことがあったけれど、…

タイルの庭

大岡山、O邸、3色のタイルが美しい、これまでタイルは守備範囲ではなかったのだが、職人の手の味わいが庭に加わる。微妙な色の組み合わせが楽しめる。ちょっと勉強しなきゃだ。 田園調布で途中下車、田園都市=田園と都市の結婚、100年以上経って、未だに…

日々使われている庭、日々楽しまれている庭。

午後、ときわ台のA邸 去年の秋に竣工。駐車場を増やしたいけれど、庭もほしいとのことであった。 みどりの駐車場になっていた。 ひろやかな駐車場の向こうに、門柱、エゴノキ。 おじいちゃん、とても喜んでいただけている様子。 デッキには丹精された鉢がた…

ずっとずっと清々しく

鷹の台 F邸 錆び砂利敷きの中にぽつぽつとセキショウなど、乾いた砂利が急に柔らかい表情に 石と植物、どちらがなくても成立しない 仕上げは高圧洗浄、御影石の飛び石が芝生の中で急に清々しく甦る 石、草、その上に水が加わって、やはり最後は水なのか、清…

『車からみどりへ』

110515、蒸し暑い日、晴れ、藤沢、k邸一年越しの仕事、ようやく完成駐車場がレンガとアイビーの庭に それぞれの素材と色彩が絡み合って ネームプレートには、kさんのコレクションであるフクロウのデザイン『車からみどりへ』 いよいよそんな時代が来たのかも…

縁側の庭

110514 夏のよう、晴れ 鷹の台、F邸、植栽工事監理。 名前が決まった。縁側の庭。 ご近所の人も通りがかりによって、縁側に腰掛けておしゃべりしていく。懐かしい場所。多様な草木と、縁側と、ご近所の人々。 植栽の位置を決めるべく歩き回っていると、アゲ…

かつての農家の縁側のよう

天気回復、蒸し暑い1日 鷹の台、F邸 いよいよ植栽、エゴノキ、アカシデ、ヒメシャラ、ツリバナ、ソヨゴ、ガマズミ、クロモジなど ご近所さんが立ち寄ってお茶、そんな懐かしい風景が生まれればなぁ

原っぱ 少年のための庭

午後、王子のI邸、初回打ち合わせ。 小学生の男の子がいるご家族。男の子が喜んでくれる。原っぱ、実のなる木、ビオトープ、菜園、見る庭というより、遊ぶ庭、学ぶ庭、少年も含めていきものの庭。そして、もう一つのテーマはローコスト。

桧のルーバー  まづは背景を整えて

五月のいい天気の日、五月晴れとはよく言ったものだ。 玉川上水沿い、F邸 いよいよ桧のルーバーができつつある。コンクリートの万年塀が少しづつ隠れていく。 90cm角の柱に36x45の横桟を取り付け。間隔は現場にてこま送りから30mmに変更。高さは1750mm,最下…

緑豊かなまちだったはずなのに

春がやってきた あちこちでみどりについての催しが開かれているこのあいだは六本木に行ってきた 今日は晴海のの再開発についての話を聞く機会があったどちらにも驚いた この10年ほどの間に、ずいぶん豊かな緑が育ってきている いよいよ東京にもほんとの緑…

ただそこにいるだけで園丁

久しぶりに新聞の切り抜き 上手な文章は、安心して読めるが、その人固有の響きはない。それに何より、上手になると書けなくなる事や者がある。小説家とは、上手な文章を書かない人の事だ。 保坂 和志 上手なんか、捨ててしまえっ!て、思うのに ひろゆき 真…