ぐるぐるぐるぐるずっと

好きだなぁと思える人にはそんなに出会える訳ではないけれど,ロベール・クートラスという人はそんな人のような気がする。折々に困った時にはずっと取り出してみる人なのかなと思う。多分それは彼が,偉大なアーティストなんかじゃなくて,どちらかと言うとだめな人なんだけれど,とにもかくにも描き続けた人だと思うから,とにもかくにも描き切った人だったと思うからだと思う。だから小さな会場だったけれど,ぐるぐるぐるぐるずっと歩いてた。