2024-03-26から1日間の記事一覧

桜も、人も、犬も、雲も、そしてぼくも

10数年前の富士見通り。たった10数年前なのに、街も桜も僕もとっても若い。 2013年3月26日 これは5年前に描いた富士見通りのお花見です。桜も、人も、犬も、雲も、そしてぼくもずっと若かったような気がします。それにしても同じ風景をずっと見続けることっ…

ものと暮らし、ものと生活

「民藝のインティマシー」鞍田崇著を読んだ。まだまだ具体的な姿を現しているわけではないけれど、民藝が柳さんがこんなふうに今も生きつづけているのがうれしい。 ハイデガーは、先ほどふれた「建てる・住まう・考える」という論考の中でこんなふうに言って…

小さな町の小さな本屋さん

ようやく最終ページに辿り着いた。クリストファー・ミルン。「自分の植えた木々の中でいろいろなことがしたい」そんな夢を見る人。 わたしの心はいつも、大きく遠いものを対象にした小さい近いものに傾いてしまう、だから私は谷間の奥に住んでいる。小さな町…