姉小路あたりを歩いていて

むかし京都出身のある友人が、僕はお茶の師範の資格を持ってるよと、さも当たり前のように言うのを聞いて、なんでもない普通のひとだったからとても驚いた。先日、姉小路あたりを歩いていて、ふとそのこと思い出した。 このまちではごく普通のおっちゃんやおばちゃんもお茶やお花を嗜むのかなと思った。 いろんなところで町おこしだ、村おこしだと言っているけれど、この町の人はみんなお茶やお花を嗜みますなんていうところがあったらいいなぁと思う。お茶やお花の家元と言われる人たちもそんなことに取り組んでくれたら、美しい国になるのになぁと思った。