ちょこっと顔を出してくれることが嬉しい

1~2 ヶ月前に読んで皆目分からなかった「ウィトゲンシュタイン入門」永井均著であったが、唐突に「ウィトゲンシュタインは、思想の値段は勇気の量で決まると言った。・・・・・・しかし、なぜ勇気が必要なのか。それは、思想にはどんな交換価値も拒否する部分が、つまりそもそも値札をつけることができない部分があるからである。」が急に思い出された。まったく手も足もでなかったウィトゲンシュタインであったのに、こうやってちょこっと顔を出してくれることが嬉しい。