2013-02-04から1日間の記事一覧

果実に芯があるように

東松原の中川書店で目が合ってしまった山田風太郎「人間臨終図巻」を読んでいる。臨終図巻であるから、ひらすら人が死ぬ。その前に読んだ、伊藤比呂美・読み解き「般若心経」もひたすら人が死んだ。年のせいか、どうもそんな本にばかり目が行く。「人間臨終…

ちょこっと顔を出してくれることが嬉しい

1~2 ヶ月前に読んで皆目分からなかった「ウィトゲンシュタイン入門」永井均著であったが、唐突に「ウィトゲンシュタインは、思想の値段は勇気の量で決まると言った。・・・・・・しかし、なぜ勇気が必要なのか。それは、思想にはどんな交換価値も拒否する部…