2014-10-04から1日間の記事一覧
かくして、長い一日が終わった。久しぶりに地域はいいなと、普段は地域なんてもうたくさんだと思っているのに、でもこんな一日があると、もうちょっとだけと思ってしまうだから、おかしなことだ。
まちは、バトンタッチだということを若い彼らの登場で学んだ。現場はいろんな事を教えてくれる。
お祭りをすると、あぁ、こういうことがしたかったんだなぁという風景が一瞬すがたを見せる。次の10年はこんな風景をつくるのかな。
メダカや草花や木々や小鳥や人々やコーヒーやワインやごはんや音楽や、絵や風景や、いろんなものがある広場にしたかったから。
このカフェには、テーブルに一本づつのハナミズキの木がついているのだから、贅沢なことだ。
おじいちゃんには、おじいちゃんの楽しみがある。それがひろば。
いろんな人がいろんな楽しみ方をして、「道の文化」だと言うこの国だけど、「広場の文化」だってだよ。さてバー・タイムがはじまった。
いつか町のみんなが楽しめる、くつろげる広場ができるといいなぁとここに引っ越してきたのだけれど、ひょっとして夢が1/3ほど実現したのかもしれない。みどりがいっぱいあって、おいしいごはんもあって、しあわせなお酒もある。さぁあと2/3ほどだけれど、長…
みんなが、レンガの広場を自分の庭のように使ってくれるようにようやくなったのだ、うれしい、あと10年もすればきっともっと。
多摩ニュータウンは高齢化の町だと言うけれど、そんなこと誰が言っているのだろう、いい町にはいつも子供たちも若いおとうさんおかあさんもいっぱいなのに、僕は毎日この目でこの町を見ているのだから。
お祭りの時は、モンマルトルの丘の似顔絵描きのように、多摩ニュータウン・まちの絵葉書屋になるのだが、これがさっぱり売れない。やっぱり絵で食べていくのはたいへんなのだと実感する時だ。でも数年以上前に描いた諏訪2丁目団地はもう建て替えでなくなっ…
野菜屋ドゥドゥは近くの恵泉女学園大学の有機農場で学生たちが作った野菜を売っている。おいしいと評判だし、地産地消だし、いいこと尽くめだからすぐになくなってしまう。
ときどき、カフェ・ドゥドゥは八百屋と絵葉書屋になる、地域で生きるにはいろんなことをしなきゃだ。
今年は第23回目のトムハウスまつりで、台風が来ると言うから、心配していたけれど、秋らしいいいお天気。お祭りのない新しい町にお祭りをということでコミュニティセンターを中心に始まったこのお祭り、すっかりこの地域らしいお祭りになった。あんまり構え…