そういうことだったのだなぁ

熊本には、水田さんと言うアーキテクト・ビルダーがいて、とても楽しそうに仕事をされている。彼がぼろぼろの農家を改装して作ったゲストハウス山ぼうしに行ってごはんを食べてお話を伺った。小さな取手にも、家具にも、庭にも家にも、水田さんという人や手を動かしてつくることの楽しさがそのまま入っていて、設計・施工分離という枠組みの中にいるぼくたちであるけれど、そろそろその枠組みを超えていかないとだなぁと思う一日であった。で帰ってから、水田さんのやっていることは、ずっと気になっている言葉、ブリコラージュということかなぁと考えていたら、ブリコラージュの対象的な概念がエンジニアリングであったのだということを知って、そうかそういうことだったのだなぁと一歩進んだ気分である。