とうとう畑の庭の人に

10年経つと、想いはカタチになり始めるのだな。

2020年7月9日
10年ほど前ある人に、これからは何をすればいいの?とたずねたら、畑ですよというから、なるほどなぁと思った。そもそもランドスケープと呼ばれる世界にずっと居たのだけれど、手に余るなぁという感じがずっとあって、であればもう少しこじんまりとした世界をと思って庭に移ってきたのだけれど、いつも美しくなくてはいけないような、どうもなんか気恥ずかしいような気分が抜けなくて。そんな時よく目にするようになったのが畑で、畑って地に足が着いた感じがしていいなぁと思うから、レンガを四角く並べた図面ばかりを描いていたら、とうとう畑の庭の人になってしまった。