多摩ニュータウンのちっちゃな商店街

鶴牧商店街、今はもう正式の商店会組織はないのだけれど、でもみんなで仲良くしたくって、年に数回飲み会を開く、床屋のわかばさん、元カフェのグリーンさん、カフェ+パン屋のこはるびさんさん、デー・ケア・サービスの麻の葉さん、ランドスケープデザイン+炭焼き+木地師のゆうデザインさん、そしてランドスケープ+建築+カフェの横山環境計画事務所/cafe dodo、多摩ニュータウンのちっちゃな商店街に、よくもまぁこれだけ多士済々が集まったものだと思う。ほんの17年前は、ゴミの散乱するシャッター通り化した寂れた商店街だった。でもあれからいろんな人たちがぽつぽつと集まってきて、今やとっても愉快で元気な商店街になった。そして最近では、夕方に小学生たちが20数人集まり、かけっこやかくれんぼ、自転車遊びをしている。子供たちが群れて外遊びをしなくなって久しいと聞く、でもそんなのどこのこと?という風景が展開する。そしていま一番旬の風景は、3人のちっちゃ子供達を連れた髭面のアメリカ人おじさんが夏休みの3ヶ月を過ごしに上の賃貸住宅に滞在し、コロンビアからお嫁さんに来た女性がスマホ片手に散歩している、数日前からは、日本人女性と結婚したらしいメキシカンらしき親子も見かけるようになった。こんな賑やかな風景が見られるようになるとは想像もしていなかった。ちっちゃなちっちゃな商店街だけれど、多様性においては負けていないと思ってる、群れ遊ぶ子供たちの元気さには負けていないと思ってる。ニュータウン計画は決して失敗ではない。鶴牧商店街はこれからが面白いに違いない。
https://www.youtube.com/watch?v=lY32ONmcHTk

f:id:machidesign:20190624201302j:plain

f:id:machidesign:20190624201355j:plain