若い人達といっしょにああでもないこうでもないと

さんラボ展(慶大・加藤文俊研、早大佐藤洋一・沼田真研、慶大・石川初研)に行ってきた。まちや東京や風景や庭や、そんなことを考える3つの研究室とそこに所属する学生たちの展覧会、4つのフロアーを上がったり下がったり、初めはさっと見て帰ろうと思っていたのだけれど、たくさんの顔の写真に見入ったり、詩のような言葉の前で止まったり、図面に近づいたり遠のいたり、いろんなところでひっかかり、考え込んだりしているうちに学生たちとおしゃべりを始め、先生たちに質問してみたり、こちらもゼミ室に紛れ込んだような。いつもはひとりああでもないこうでもないと悶々とするのだけれど、若い人達といっしょにああでもないこうでもないと、そんなことが楽しい半日だった。 大学の研究室の展示会というととっても難しいタイトルが並びそうなのだけれど、とりわけ僕は「庭仕事」というタイトルにとても惹かれた。誰にも身近で親しみのある場所についてもう一度ゆっくり深く考えてみようよと、そんなところに。

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