「知の地域創造」って言ってたじゃないか

レンガ坂を舞台にするまちづかいワーク・ショップがあった。もうたくさんだと思う。何が市民協働だと思う。ワーク・ショップを開けば開くほど街が壊れていく。それでも街が壊れていくのを指を咥えて見ている訳にはいかないから、もう何も言わない何も説かない、ただ今何が起こっているかを知っておく必要はあると思うから参加した。新図書館は「知の地域創造」という理念ではなかったの?レンガ坂ってイベント空間なの?高速道路なの?穏やかでみどり豊かな生活道路ではなかったの?静かに本を読んでその余韻に浸りながら緑陰をのんびり歩いて家に帰る道になるのではなかったの?京都の「哲学の小径」みたいな「本の小径」になるんだと思ってた。だって「知の地域創造」って言ってたじゃないか?そう言ってたから中央公園の貴重な緑を壊して図書館を作るのも仕方ないのかなと思ってた。こんな裏切り許されない。多分ずっとこんな一進一退、いや一退一退が続いていくのだと思う、なんだかなぁ、この30〜40年のまちづくりっていったいなんだったの?