世に憤らず

こうでなければと思う、でもできない。逆にしてみたらどうだろう。膝に手を置く、それができるようになったら即かないようにする、そして最後に憤らないようにする。そんなことを続けていたら徳田秋聲のようになれるかなぁ。

2012年8月21日
室生犀星の『世に憤らず即かず神妙に膝に手をおいて来た人である』という徳田秋聲についての言葉がずっと残っていて、この年になってようやくそういうことなのだと思って来たのだけれど、出会ってから、1ヶ月も経たないうちに、今日、声を荒げてしまった、激怒してしまった。だめな人だな。