捨てがたい味があって

毎日のニュースを見ていると、もうコミュニケーションとか対話なんていうものの世界がほとんど崩壊しているように感じる。崩壊が我が物顔に当たり前に闊歩しているように思える。そんな日々だけれど、たまにお客さんのところで、もうすっかりご無沙汰している「共感」の時間が流れることがあったりする。だから今日はうれしくて、まだすこし陽の光は高いのだけれど、ビールを飲むことにした。ここに来るといつも西日っていいと思う。夕日などというものは、もう少し気位が高くて、なかなか日常の中入って来ることはできないけれど、西日はちょっと嫌われ者であるが故にもっている捨てがたい味があっていいと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=4uX-5HOx2Wc