気高い敵を持っていたい

ふたたび「熊野でプルーストを読む (ちくま文庫)」について
恋愛においてわれわれは世間を捨て、友情においては見おろす
恋愛においては信じてもらうことが必要であり、友情においては見抜いてもらうことが必要である
美しい生活を送るためには気高い友人たちを持っているだけでは足りない。なお気高い敵を持っていたいものである
「友情論」アベル・ボナール著より、
わぁ。そうとしか言えない、辻原さんのするどい目が世界中からさまざまなことばを目の前に示してくれる。「気高い敵」が必要などとはこの年になって初めて知った。ところで、これらの引用は、海野治夫と西部邁との友情に触れる中で出てくる、いったい西部というひとは!!!
http://www.amazon.co.jp/dp/4480428569/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1406112860&sr=8-1&keywords