2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧
この間、雨の上野公園でボードワン博士に会った。ここには病院ではなくて、公園をつくろうと言った人だ。その横で教会の炊き出しに長い人の列がつながっていた。上野公園はかろうじて「民主主義の庭」なのだということをボードワン博士は見ているかなぁ。
さいきんは、 こういうひとに魅かれる。どうしてかなぁ。おたがいにただ見つめ合って、なぁお前とかなんとか言い合っている。そう言う人が町にいっぱいいる町は楽しい。(川越熊野神社)
見に行こうかどうか、迷っていたけれど、見に行こうと思った。昭和18年、戦時下、田植えをする農村の夫人たち。どんな時でもこつこつとはたらき続けるのだぞということを、玉堂さんは何も言わなかったのだけれど思っていたひとだったそうだ。http://www.nh…
毎年夏がくると半ズボンをはく日というのが来るのだけれど、ことしは今日がその日であった。今日はたくさん仕事ができる気がする。
川越のまちを歩いていたら、楽しい看板にたくさん出会った。松岡種苗店のはユーモラスで丹精で、なかなかのものだ。
生きてる木はもちろんいいのだけれど、線や面になった木もやっぱりよくて、その二つがいっしょにあるところが好きだ。
いけないことなのだけれど、へたっぴだと言うことなのだけれど、まだできない庭が好きだ。できてからの庭も好きになりたいのだけれど、まだまだなのかもしれない。
90歳のおじいちゃんが少しでも夏を過ごしやすくしてあげたいのだけれどと言うお嫁さんの希望だった。だからおじいちゃんの部屋の前のデッキにテントをつけてあげた。オープン・カーのようになった。走らないオープン・カーであってもオープン・カーのよう…
川越で通りかかったかご屋さんはとっても詩情があって、店先に仲良く並んだ赤と黒の麦わら帽子。「日本の夏はいいでしょ」と言っている。
玄関はすべからく教育の場だと思う。居住まいを正さなくてはと思う。川崎家別邸、保岡勝也設計、辰野金吾の弟子だという。
川越に行ってきた。初めてであった。川越の魅力はなんでもないところにあった。 なんでもないところにこそ町の魅力があるとおもった。
最近はひょんなことから、老子さんを読むようになって、彼はことあるごとに、「無理をするな・無理をするな」と言うから、ただそれだけのことなんだけれど、毎日元気にしている。それにラジオからは「魔弾の射手・狩人のうた」などがかかっているからなおさ…
緑をまとったという風な成城学園の家。庭をつくるというより、家に緑の服を着せてあげる。庭園家というより緑の洋服屋、そっちの方がピンとくるな。
成城学園にはぎざぎざの折れ線の道が多いのだけれど、きれいな曲線のスラロームとはちがった味があるな
小さなツリーサークルにサルビア、シロタエギク、ギボウシなどがごちゃごちゃと。そのごちゃごちゃがいいんだと思います。
鶴牧「マロニエの径」。サルビアとガクアジサイが咲いてます。
遅れに遅れて手のついていなかった仕事というのは、何となく邪険にされていわれもないのに邪見にされている。それでもようやく手がついて、少しづつでも手を動かしていると、つぼみをつけ初めて、なかなかかわいい風情になってくる。明日からちゃんとするか…
うんうん言って図面をひいて、現場に行ってあたふたして、ようやく出来上がりつつあるひとつのお庭。まぁまぁかなとは思うのだけれど、お庭の仕事というのは、地球の上にこんなものがあってもいいの?と問われるようなことであるから、だいじょうぶか、お前…
町の絵葉書というのをつくっているのだけれど、忘れた頃にぽつぽつと売れる。で今日、お店から560円もらった。絵葉書をつくり始めてかれこれ10年が経つ。ぼくのスケッチがロング・セラーだとは思わないけれど、いい町というのはロング・セラーなのだと思う。
そんな訳で、たんすの整理をしていたら、tシャツが出てきて、もう最近はあまり若くもないので、tシャツは似合わなくなったし、着なくもなったのだが、急にtシャツに夏を感じて、よし、今年の夏は、もういちどtシャツを着てみようという気持ちになっている。…
今日の予定とはまるでちがうのだけれど、ひょんなことから、洗濯物を畳んでいたら、窓からいい風が吹いてくるやら、気持ちのいい音楽がラジオから流れてくるやらで、このせっかくのどかな流れに逆らう手はないだろうということで、今日は衣替えということに…
きのう見たビル・カニンガムの青い上っ張りがかっこいいなぁと思っているのだが、今日洗濯物を畳んでいて、青いぼろぼろのタンガリーのシャツが出てきて、これを着ているとビル・カニンガムみたいになれるなぁと思った。青い服には青い服の思想があるのだろ…
ご近所カフェ、カフェ・グリーンが第2第4日曜日だけ、バルに変身、初回ということで、衣替えを中断していってきた。いいものだなぁ、日曜日のお昼から、ご近所のみなさんと、ほろ酔いになれるとは、1000円札1枚で。日曜日の昼下がりのいっぱい、居心地の…
映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」を見た。 いつも青い上っ張り、そして帽子、そして自転車、おしゃれなおしゃれなおじいちゃん。こんな風に撮り続けたい街の庭を街の草木を、こんなふうに仕事を続けたい死んでしまうまで。素敵なやつだビル・カニンガ…
いつも困ったことが起こる人である。で最近は2500年前のひと老子さんに、どうしましょうということが多い、答えは決まっている「ほっときなはぁれ」ぜんぜん答えになってへん。それでも2500年それでやってきたひとである。このところこころが軽くなっている。…
きのうは、ジェーン・ジャコブスを話した。段々熱が入っていった。話がすんだとき、何であつくなってはるんやろうという空気をまわりに感じた。ごくまれに熱くなる。いつもいつも熱く話したいのだが。ちょっと恥ずかしい思いをして次ぎにいくところは大井町…
大井町、初心者ではあるが、だいぶ勘がはたらいてきた。看板も大きいが、メンチカツ定食も巨大。大井一うまい・やすいブルドッグ。
100分de名著「老子」最終回をようやく再放送でつかまえた。やっぱりテキストと全然違う。テレビ番組は見るもので、読むものではない。今日のゲスト、ドリアン助川が言っていた。「2000数百年を経て、「大丈夫だよ!」といってくれているのが老子」だと。そう…
「ホフマンは当時72歳、登場人物たちと同じ人生の最終幕に達していました。また、5歳からピアノを習っていたホフマンは、演技を学ぶ前は、ジャズピアニストを夢見ていた」老いと音楽が72歳のホフマンの最大のテーマだったのでしょう。 「ビーチャム・ハ…
映画quartetを見た。「音楽って、老いって」そんな映画だ。なんとシックな、なんと典雅な。そしてend rollにながれる音楽家たちが見せる表情の素敵なこと。 「トム・コートネイが演じるレジーという人物は、もっと屈折した演技をして生活している。リルケの…