人は違う自分になってそこから出てくる

夏休みだなぁと思いながら、web siteを見ていたらこんなタイトルの本に出くわした。わぁ、まさにこれぞ夏休みの正しい過ごし方だと思った。だとすると次はこの本を持ってどこへ出かけるかだ。あそこだろうと思っているところはあるのだが。
プルーストは読みやすい作家ではない。その文は一つ一つが長く、描かれる社交界の夜会はいつ終わるともしれない。恐ろしくなる。だが、本を恐れるのは当然なのだ。なぜなら、本というものは、私たちを変えてしまうものなのだから。プルーストの作品のような小説に飛び込み、それを本当に読んだなら、その最後まで行き着いたなら、人は違う自分になってそこから出てくる」
https://allreviews.jp/review/13