何かよきものに違いないって

きのうようやく「ハーブ&ドロシー」をBSで見た。もっと早く見たかった。居心地のいい劇場で見たかった。とても素敵なふたり。まいにちまいにちアート、それもコンセプチュアルアートの中にいるとあんな風になれるのかな。アーティストがいい、学芸員がいい、もちろんコレクターとしてのハーブ&ドロシーがいい、そしてニューヨークという街も。奇跡のような、でもちっとも特別なことではない、誰もに開かれている世界なのだから。アートってなんなの?でも何かよきものに違いないって思ってた。でも「ハーブ&ドロシー」はとても具体的によきものを目の前に示してくれた。アートにはこんな力があるのだなぁ。こんなふたりをつくる力が。シャイなクリストもかっこいい。
https://www.youtube.com/watch?v=GvudBbEqaL0