読了したかった

「チャールズ・ラム伝」 福原 麟太郎著 講談社文芸文庫を読了した。決して読みやすい本ではなかった、おもしろい本でもなかった。ただただ、淡々とチャールズ・ラムの人生をたどるものだった。それでも読みつづけたかった。読了したかった。理由はよくわからない。諦観とか、誠実とか、静穏とか、そんなことのことを知りたかったからだと思う。