「優雅な生活が最高の復讐である」

神さまをちゃかしたナンセンスソングでデビューした加藤が、神様にひざまずいて、真剣に問い、
「一つ望みがあるの、洗礼を受けたいの、神さまにすがりたいわけではないの、少しだけ近づきたいの」と言う末期がんに倒れた安井の最後の願いをかなえるため、一緒に洗礼を受ける。
私たちの世代には衝撃的だった「帰ってきた酔っぱらい」の中の神さまがこういう形で加藤に寄りそい、そして加藤はその後自死してしまいます。
もういちどちゃんと加藤が残した音楽を聴いてみようと思います。
スペインの諺「優雅な生活が最高の復讐である」に賛意を表します。

http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20120325-10-12132