ただただ見るということ

やっぱりじっと見入ってしまう。何を考えるでもなく、何を思うでもなく。絵というのはただただ見るということだと思う。当たり前のようだけれどそのことを忘れてしまう。

2016年8月3日
久しぶりに小野隆生さんの絵を見に行ってきた。20年ほど前にある美術雑誌で出あって、ずっといいなと思ってる。10年ほど前に個展があって小品をなんとか手に入れたいと思ったけれど、手が出なかった。きょう久しぶりに小野さんの絵を見てやっぱり欲しいと思った。絵を見るのは好きだけれど、ずっと手元においておきたい思う絵はなかった。小野さんが描く肖像画の前に居るとずっとそこに立っていたくなる。この絵が自室にぽんとおいてあったらどうだろうと思う。まったく世界が変わってしまうように思うけれど、おおげさかな。
https://www.youtube.com/watch?v=wliAk-ZyUJw