ずっと忘れていた「人間都市」

中野、あまり降りることがない駅だ。飲み屋さんがひしめくレンガ坂とマルイがつくる里山を隣り合わせに見つけた。約50年前「別冊都市住宅NO.1 人間都市」という冊子に熱くなったことがあった。いつのまにかそんな言葉も理念もどこかに行ってしまったと思っていた。でも中野南口あたり、里山と裏路地、大資本とスモールビジネス、そんな対極が仲良くいっしょにいる界隈を見つけた。ずっと忘れていた「人間都市」を思い出した。