人生でいちばんたいせつなことを

なくなってしまったのかな、ぼくの気に入りはすぐになくなってしまうのだからとひがんでいたら、久しぶりに戻ってきてくれた。「世界入りにくい居酒屋」昨日はボローニャのパオロの店だった。お父さんが開いたという料理店を大事に大事にしているパオロは本当にいいやつで、いつも店の決まった所に座ってる。なぜだか落ち込んでいるパオロに常連たちがみんな「どうしたんだい?」とかなんとか励まして行く。反対じゃないかと思うのだけれど、「40年前は客だったけれど今では大切な友人だからね」とお客たちは平気な顔をしている。昨日のパオロもそうだけれど、この番組に出てくる店主やよっぱらいたちは、みんな人生でいちばんたいせつなことを平気で教えてくれる。
http://www.nhk.or.jp/nikui/36_bologna/index.html