最後まで子供の目を失なわかった人

クリスマスだからトルーマン・カポーティの「あるクリスマス」を読んだ。クリスマスの季節になるといつも「サンタクロース問題」を考えるのだけれど、こういう答えがあったとは見事だと思った。付記に村上さんが書いていた。トルーマン・カポーティーという人は最後まで子供の目を失なわかった人だと。山本容子さんの銅版画も楽しい。