「さよなら夏の日」で終わるなんて

冷たい、くらい雨ではじまった日曜日だったけれど、ダミアの「暗い日曜日」で終わりそうな休日だったけれど、いい日曜日だった。午前中は団地の会議、もう集まって住む事が楽しいことだなんて、区分所有法だなんて、たくさんだと思っていたけれど、10年ほどの苦しい苦しい日々の末、ようやく今日、ひょっとしてひょっとしてと思いなおしたのであった。昼はねぎいっぱいの、ベーコンすこしのチャーハンもなかなかおいしかったし、で午後は3600字ほどのレポート、里山、茅場、水田などの二次的自然保全について、を書いたら、これだって午後ようやく読了した内田さんの「街場の文体論」のおかげでぐんぐん書けたのだけれど、いいねぇと、すぐにメールが来た。そしてようやく夜になってカレーを作りながら、リンゴとキャベツの千切りサラダを作りながら、日曜美術館「バーナードリーチ」を見ていたら、最近読んだ柳の民藝論の続きを読んでいるように豊かで、短い時間であったけれど、柳やリーチやハーンや富本や濱田の生きた時代を生きているようだった。そんなこんなでさぁ今日の日記を書こうとしたら、ラジオから山下達郎が「さよなら夏の日」を歌ってくれていて。「暗い日曜日」ではじまった今日が、いい事がつながって、一日の最後を「さよなら夏の日」で終わるなんて。でもそれもこれも、内田センセイのおかげと言えばほめ過ぎだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=IFt_LN_cR7U
http://www.youtube.com/watch?v=HE0d3Y65WvY&feature=related