年末だから映画、年の終わりだから映画。そんな習いになってずいぶんになる。でもこのコロナ禍で中断、でもそろそろ再開、で何にしようかなと。「ミセス・ハリス、パリへ行く」ロンドンのお手伝いさんミセス・ハリスがパリに行く、ディオールにドレスを作りに行くというお話。さして大きな事件が起こるわけではなく、劇的なロマンスがあるわけでもない。でも心があったまる、終始にこにこする、ロンドンとパリの街をミセス・ハリスと散歩する。人生で大切にしなければいけないことは「微笑み」と「暖っかさ」と「穏やかな心」そんなことを教えてくれるミセス・ハリスだった。
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