多摩中央公園改修整備実施設計(案)の説明会に行ってきた。僕は多分一般的な市民ではないだろう、ある種変わった人なのかもしれない、街の緑や樹のあり方についての議論の場に参加した時よく言われた「横山さん、そんなに木が好きなら山に行って住めばいいのに、誰も多摩ニュータウンに住んで欲しいなんて頼んでいない」って。まさにそうかもしれない、そろそろ潮時なのかもしれない。でもこの街に30年も40年も暮らしてきて気づいたことがたくさんある。街が教えてくれたことがいっぱいある。13日の説明会の会場でもそうした市民の気づきが発する発言がたくさんあった、そんな市民の長い時間をかけて生まれてきた気づきや言葉と市の改修案との間には大きなズレがあった。多分そのズレは埋められることはないだろうと昨今の市の姿勢を見ていて思う。市民協同、住民参加が叫ばれるようになって20年近くになる。でもいま断言できる。そんなこと一歩だって進んではいない。市民が30年、40年かけて育ててきた愛着や誇りをほとんど理由らしい理由もなく壊してしまう、僕はこれって犯罪であると呼んでもいいと思う。