地元のS中学校の1年生たちがやってきた。校外学習で、ここではSDGsについてどんな取り組みをしていますかというから、う~~んと唸りつつもたどたどしく答えた。そもそもSDGsという言葉が僕たちにもよくわかっていないから、だから思いつくことを話したけれど、要は、そろそろ危ないぞ、でも楽観しすぎないでね、悲観しすぎないでね、ということぐらいだろうか。60年前、僕は彼らと同じ年だった。子供を取り巻く環境は激変しているとは思うけれど、彼らと話していて、ちっとも変わっていないなと思うのだった。まだまだあどけないし、でもちょっとだけ大人びてもいる。そろそろバトンは彼らに渡さなきゃだ。ずっとリレー走は続くのだから。