「今日の憂いは今日にて足れり」

最近は立川駅構内のPAULでぼーっとすることが多い。夕方早めにワインセットを頼むと少し背徳感にさいなまれるけれど、「今日の憂いは今日にて足れり」なのだからいいことにしてしまう。

2021年1月8日
お正月はお昼はなんだかダラダラしていて、夜になるとコロナ禍に関するニュースに鬱々とした気持ちになったり、大変なことになったなぁと思ったりしていた。でも今朝は朝早く起きて、電車に揺られて今年初めての現場に立ったのだけれど、そこには政治も経済もコロナ禍の気配もなくて、久しぶりに清新な空気があった。この頃は「すべての解は現場にある」と強く思うのだけれど、慌ただしく移り変わる世界に翻弄されているところから急に現場に出てみると、どうもこちらこそが世界だと思ってしまうのはなんとも独善的で視野の狭いことなのだろうかと、「現場にこそすべての答えがある」という確信が揺らいでしまって困った。

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