ほんのほんのほんの天文学的に少しだけれど

こんな地味な、それも上映時間4時間34分の映画にこんなにたくさんの人が、みんな何を求めて来るんだろう? 公ということ? 自治って?街って?市民って?みんなそれぞれがそれぞれにこの映画に何かを、それも切実に求めてやってきたのだろう。言葉、言葉、言葉・・・・わかり合うためには、前に進むためには、言葉しかないのだ、そんな映画だった。時々映るボストンの街角にふっと息が抜けた。それにしてもお尻が痛くなる映画だった。実は昨日、レンガ坂問題を語るべく、市役所で話し合いを持った。面談は30分の予定が2時間半に及んだ。果たして前に進んだの?と問われれば、進んだって言っていいと思う、ほんのほんのほんの天文学的に少しだけれど。いつか多摩市庁舎という映画をフレデリック・ワイズマンが撮ってくれる日が来るだろうか?

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