「 好き」 を大切にっていう本だった

久しぶりに渋谷に行ったので、文化村の本屋さんナディフに寄った。好きな本屋さんだ。ぐるぐると何度も回って最終的に 「ブルーイング・ストーリー 父・安西水丸のこと」安西カオリ著 と「風の便り」小山 清 著 を買った。どちらも美しい本だ。 本は美しくなきゃいけない、本だけじゃないけれど。で、今日は 「ブルーイング・ストーリー」 を読んでいた。ずーっと安西さんのことなぜ好きなんだろうと考えていた。それが分かった。「自分の本当に好きなものを見つけて下さい。見つかったら、その大切なもののために、努力しなさい。きっとそれは、君たちの心のこもった立派な仕事となるでしょう」という内田百間の言葉が引用されていた。そうなのだ、安西さんは自分の本当に好きなものを大切にした人だったのだ。もう一つの本、 「風の便り 」の帯にはこんなことが書いてある。「好きな人のことを 褒めることで 生涯を送りたい」 買うときには気がつかなかったけれど、ふたつとも 「 好き」 を大切にっていう本だったのだ、今頃気がついた。

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