なんの屈託もなく美術館を巡ることができる日が

こんな風になんの屈託もなく美術館を巡ることができる日が2年前まであったのだなぁ。
2019年5月18日
コルビュジェ展に行ってきた。滑り込みだった。とっても混んでいた。巨匠にこんなこと言うなんて。展示はあまりワクワクしなかった。でも展示室を出てミュージアム・ショップをぶらぶらとコルビュジェのスケッチや言葉を眺めていた、楽しかった、元気になれた。コルビュジェという人はやはり建築の人なのだ、空間の人なのだ。キャンバスの上に貼り付けられている人ではないのだろう。3次元の世界に解き放たれて初めて生きる人なのだろう。展覧会はつまらなかった。でも改めてコルビュジェという人に出会って、いいなこの人と思った。ちゃんと勉強しなきゃいけない人だなぁと今頃思った。近代美術館の緑陰でくつろいでいるコルビュジェはまんざらでもなさそうな顔をしていた。

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