喜びはどこか遠いところにあるのではなく

坂口恭平さんのことはずっと遠くから眺めていたけれど、初めて買った本は建築の本ではなくて、cook 料理の本で、この本の中で恭平さん自身もやっぱり一番大事なのは食べると言うことだと気が付いたらしくて、どうやら僕もそんな風に思っていた節があるものだから、恭平さんがこんな本を書いてくれて嬉しい。
人間とは何か?と聞かれたら「人間とは料理である」と言っていいのかもしれない。つまり、それは「生きるとは料理である」ということである。p.126
今、少ししんどいひとは、喜びを求めているはずだ。喜びはどこか遠いところにあるのではなく、実は目の前にある。そんな言葉を言われても、まったく響かないだろうが、「喜びはどこか遠いところにあるのではなく、料理にある」p.127
坂口恭平著 cook

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