クロード・ルルーシュだけの柔らかな世界

ぽっと心に小さな火がともったような、上等の赤ワインにほんのり上気したようなというか。

2016年9月16日
「アンナとアントワーヌ」を見た。どんな状況に陥ってもジャン・デュジャルダンとエルザ・ジルベルスタインの笑顔が、ユーモアがすてきだった。デュジャルダンがとっさに作る花束のなんともおしゃれなこと。ウディ・アレンでもなく、イーサン・ホークでもなく、ヌーベル・バーグでもなく、クロード・ルルーシュだけの柔らかな世界。 なんとも気持ちのいい映画だった。
https://www.youtube.com/watch?v=7_yPHWAjaCE