今日この桜の木の下で

1週間続いお花見ウィークも今日あたりでおしまい。風が吹くと花びらが散って。桜が咲くといろんな人が出てきて、子供も大人も、おじいさんもおばあさんも、民謡好きも、アイリッシュ好きも、みんな桜に誘われてやってくる。ちょっとあまのじゃく気味の僕でさへ、ここ一週間は毎日ブラブラしてしまった。で、今日はこんな人たちも。CQ CQ こちら多摩富士見通り、云々。このインターネットの時代に、face book の時代に、でも風流だなぁと思う。かつてnoise とsignal というようなことをよく聞いたけれど、このおじさんたちの背の高いアンテナは桜の木の下のnoiseもしっかりと空へ空へと飛ばしてくれているような気がする。急にお花見報告をnet.に載せてるのがとっても無粋なことに思えてきた。このnoise が飛んでいかないんだもの。桜の木の下の楽しさはこのnoise にこそ、喧騒にこそあるのだもの。で、お花見千秋楽、今日この桜の木の下でどう過ごそうかと思ってる。