おかしくて、ハンサムで、正義感が強くて

「誰もが尊厳をもって見送り見送られる」幾つかの送り送られるを身近に見て、これがいかに難しいことかと身を以て知ることになってしまった。

2016年3月28日
ナンニ・モレッティは、いかにもイタリア人で、おかしくて、ハンサムで、正義感が強くて、いつも歌っているようで、踊っているようで、人生哀しいのやら、楽しいのやら、ちっともよく分からないのだけれど、なんだか好きで、モレッティの映画がやってくると必ず見に行っている。そんな ナンニ・モレッティ が母ということ、老いということ、死ということ、そんな人生の最重要課題に向き合っている。母親の死を前にしてまわりの人誰もが尊厳をもって見送り見送られる。主役を演じるマルゲリータ・ブイが圧巻 。そしていつもながら音楽にも細心の注意が払われている。
https://www.youtube.com/watch?v=12eD38D3ZXg