老いるという事にはこんなうれしさもある

きのうの日曜美術館樹木希林が出ていた。魯山人を語っていた。相手が魯山人だったからかもしれない、希林さん、青いワンピースもシックで以前見た時よりも一まわりも二まわりもすてきになっておられた。
どうしたんだろうと考えていたら今日分かった、昨日の樹木希林に「打ち上がった人柄」を見ていたのだ、そのうれしさだったのだ。老いるという事にはこんなうれしさもある事を知った。
「長く会わずにいた人と久々に顔を合わせた時、相手が昔よりも打ち上がった人柄になっているのは、なんともいえずうれしいものです」「老いるということ」黒井千次から 幸田文「季節の楽しみ」の抜粋
http://www4.nhk.or.jp/nichibi/x/2017-08-06/31/33324/1902731/