きょうようやく、ひざを打った。

ちょっと変わりたいと思う。でも変われない。あかんままだ。何を中学生みたいなこと言っているんだろうと思っていたら。伊藤比呂美さんがこんなことを言っていた。
4年の男子学生は「最近すごくつまらなくて……死にたいぐらいつまらない。何を幸せに感じて生きていくんでしょう」。
 「動こう」と伊藤さんは助言した。「旅をし、体を動かし、新しい人に会う……すると『ちょっと面白いこと』に出あえる。歩いていれば、自分は変わらなくても、風景は変わる」
自分は変わらなくていいんだと、風景が変わるんだと。この新聞の切り抜きをずっと持ち歩いていた。分かったつもりでいたけれど、きょうようやく、ひざを打った。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12387925.html?rm=150
https://www.youtube.com/watch?v=licSPVntq8g