こんなちっちゃな学校なのに

自由学園、南沢フェスティバルに行ってきた。小さな学校だ。「自由」なんて 近頃ちっともはやらない、そんなことをけなげに大事にしている。 それでも大正10年生まれ、こんなちっちゃな学校なのにたいへんな時代を生き抜いてきた。そのことがうれしい。大きな木々、端正な建築、とんぼが飛ぶ池、空と雲。学校なんてそれだけでいいと思う。秋晴れの楽しい一日だった。そもそも学校って、大きな木の下ではじまったという。ここに来るとそんなことを思い出す。来年もまた来るから。