大事なことは悠々としていることだと思う

今回の京都行きではもうひとつなつかしい所を訪れた。コーポラティブ住宅・つなね、10数年前、「 集まって住むことは楽しい」って信じていた頃,北欧生まれのコーポラティブ住宅に夢中だった。だからそんな運動が盛んだった関西のコミュニティを訪ね歩いていた。そんな中でも特に印象に残っているのがここだった。初めてのぼくを快く迎えてくれて、お酒を飲んで、ごちそうを食べた。そこで学んだことを活かして僕たちのコーポラティブ住宅もいくつかがなんとか完成までこぎ着けた。それでもその後、コーポラティブ住宅の夢は急激にしぼんでいった。あまりにもたいへんだったから。その後つなねはどうなっているのだろうと気になっていた。それでようやく今回の再訪となった。いいと思う。鯉のぼりも、木々も、悠々としている。町にとって大事なことは悠々としていることだと思う。さすが万葉の里のコーポラティブだと思った。
https://www.youtube.com/watch?v=7R67rji5aTI