このごろ良く思う言葉がある

いよいよお正月も終わりだ、このあいだはじまったばかりなのに,あっという間に終わってしまう。年々,お正月らしくなくなっていく中で、なんとか食い止めなきゃだということでニューイヤー・コンサート。新年のはじまりを華やかに、のはずが,お正月さようなら、また来年という意味合いにとれてしまうのが残念だ。このパルテノン多摩というのは気楽なコミュニティ・ホールと言う意味合いもあると思うのだが,インターミッションに「やぁやぁ、おめでとうございます,ざわざわ」という風にはこなれていないのが残念だ。堂々たるコンクリートのたてものだけれど、もう少し柔らかになればなぁ,というか自分自身でもこのホールを育ててこなかったのだけれど。で、ドヴォルザーク第9番,いよいよ盛り上がって,このパルテノンが吹き飛びそうな第4楽章。このごろ良く思う言葉がある。「 聞かずに死ねるかっ!読まずに死ねるかっ!」そんな思いを新しくしたドヴォルザークであった。で,アンコールはラデッキー行進曲、ぼくは逝くとき,かけて欲しいとおもっている曲がある。威風堂々,イマジン。そして今日、ラデッキー行進曲を追加することにした。
ウィーンに負けていない多摩ニュータウンの昼下がりであった。
https://www.youtube.com/watch?v=Vvgl_2JRIUs