早い春と言うのはこうでなきゃと

よくあることではあるが、またなんてこった,になってしまい,とりあえずあつい番茶を煎れて,ヨーグルトに蜂蜜をたらし,どちらもまづまづであったけれど,まだまだ,おさまらず,何か読むものはないかとまわりを見回していたら,「なめくじ艦隊」古今亭志ん生と「日本の名随筆17・春」山本健吉編、が目について,さてどちらと思ったけれ時節柄後者と言うことになりぱらぱらしていたら,こんなのに目がとまった。
「友人は永長らく人生を歩んできて,時に小さないさかいの思い出があっても、いつもその誠心のまっすぐであった人柄にひかれて、つかず離れず語ってきた数人、お互いにご苦労さまであった、と口にこそ出して言いはしないが、そのような仲間に,これといって贅沢,珍味をてらうものではない,手料理の茶事をともにかみしめ,味わう気分を大切にしたい」花待月に・牧羊子
早い春と言うのはこうでなきゃと,書き写している間にようやくこころもほぐれてきた。ところで牧羊子ってだれ?